春の嵐とは?発生する原因や定義は?台風並みの暴風が吹く事も!

   

例年2月中旬以降にかけ、テレビの天気予報やニュースで『全国的に春の嵐となります』と聞く事がありますが
一体、「春の嵐」とはどんな状況なのかと首をかしげる方も多いのではないでしょうか?

その言葉から、嵐である事は分りますが、ハリケーンや台風の様な一過性のものなのか
長時間その状態が続くのか、風速はどのぐらいなのか?など
疑問を挙げれば意外と多く挙がりますよね。

この時期、天気予報などで良く聞かれる「春一番」との違いなども併せて
台風並みの暴風が吹く事もあると言われる、春の嵐について確認しておきましょう。

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春の嵐とは?風速などの定義がある?

ドイツ文学を代表する、世界的に有名な文豪であるヘルマン・ヘッセの代表作でもある「春の嵐(ゲルトルート)」や、
ドラマのタイトルや、曲名(THE ALFEEさんなど)にもなる「春の嵐」

これらを見てみると、桜が咲く季節に桜を舞い散らせる様な風と言ったイメージです。

単純に「嵐」である事から穏やかな印象ではありませんが、実際にはどの様な気象状態なのでしょうか?
又、春の嵐と言える定義はあるのでしょうか?

気象用語として定着している「春一番」は気象庁のホームページにおいてその定義が記されていますが、
春の嵐は気象用語では無く、気象庁が明確にしている定義もありません。

(木枯らしや季節風などの風については、定義付けされています)

立春から春分の間に吹く、その年初めての南寄り(東南東から西南西)の強い風が「春一番」です。
※春一番については、こちらをご参照下さい。
春一番とは?気象庁が決めた定義がある?実は危険な風って本当?

この春一番に対し、春の嵐は急速に発達する低気圧の影響から発生するもので
例年、2月中旬頃から5月頃にかけて発生する事例が多くなっています。

別名「メイストーム」(英語直訳ですね)とも言い、台風並みの暴風や猛吹雪が発生する危険性もあると
言われているものです。

又、海岸沿いでは高波になる恐れもある事から天気予報などで春の嵐が伝えられた際の外出には
充分な注意と警戒が必要になります。

近年の発生事例としては、平成24年4月3日から5日にかけ発生した春の嵐は
中心気圧が964ヘクトパスカルと、台風並みに発達し山形県や和歌山県では
最大瞬間風速で約40m/sを観測し、トラックや自家用車の横転・倒木・住宅の破損や停電
交通機関のマヒなど、台風と変わらない程の被害が発表されました。

この様な事例を見て解る様に、一見「春の嵐」と言うと台風やハリケーン(竜巻)などに比べると
それほど危険意識を持たなくても大丈夫そうなイメージが無いとは言えませんが
実際には、台風と同様の被害が出る可能性もあるとても恐い低気圧です。

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春の嵐が発生する原因とは?台風との違いは?

先にも述べた様に春の嵐が発生する原因は、日本付近に北から入り込んでくる冷たい空気と
南から入り込んでくる温かい空気がお互いにぶつかり合い、上昇気流となる事で
温帯低気圧が急速に発達する為
だと言われています。

台風の場合の強い風の範囲は、台風の中心に近づくにつれ風が強まると言ったものですが
春の嵐(温帯低気圧)の場合は、中心から離れた場所であっても強い風が吹く為
広範囲で強風が吹く恐れがあると言う事になります。

従って、局地的な被害となる台風に対し、春の嵐がテレビなどの天気予報で
『今週末は全国的に春の嵐となるでしょう』と言う予報になるのも頷けますよね。

春の嵐により、大荒れの天気が予想される場合はその数日前より気象庁から
暴風に関する気象情報(強風注意報など)が発表
されますので
くれぐれもこの時期の天気予報やニュースは小まめにチェックし、
強風への備えを怠らない様に心掛けて下さい。

特に4月下旬から5月のゴールデンウィークにはアウトドアを楽しまれる事も多いと思います。
お出掛けの前や、お出掛け先でも気象情報の確認をお願いします。

まとめ

春の嵐についての知識をご紹介させて頂きました。

台風に匹敵する程の強風が吹く可能性がある春の嵐。

ウキウキ・ワクワクする春ですがくれぐれも気象情報には耳を傾けながら
楽しい春をお過ごし下さい!

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