菖蒲湯の効能&作り方は?こどもの日にリラックス効果♪
5月5日のこどもの日に、無料だからと友達同士で近所の銭湯へ出掛け、
長い草がどさっと浮かんだお風呂に入浴した記憶がある大人も多いのではないでしょうか?
大人になり、あの長い草の束は“菖蒲(しょうぶ)の葉”だったと正体が解った訳なのですが
菖蒲湯には一体どんな効能があって、家庭でも出来るものなのか?
又、こどもの日に菖蒲湯に入り始めた由来はどんなものなのか?と疑問は多いものですよね。
そんな菖蒲湯の効能や作り方をご紹介させて頂きます♪
菖蒲湯の効能は?
何故、こどもの日に菖蒲湯なのかと思う方も多いと思いますが
本来はこどもの日である「端午の節句(たんごのせっく)」に厄払いの意味を込め、
邪気を取り払う薬草である菖蒲を軒にさらしたり、お風呂に入れたりしたのが始まりとされています。
端午の節句は奈良時代が始まりとされ、元は子供の無病息災を願うものでしたが
時代が流れ武士や武家の社会になってくると菖蒲を『勝負』や『尚武』にかけるようになって行きました。
これらの由来を知ると、昔から菖蒲と端午の節句(こどもの日)には
子供達の健康や明るい未来を願ったり、勝負事や武道に秀でる様にと親の願いが込められていた、と言う事が分ります。
いつの時代も子を想う親の気持ちと言うのは普遍的に変わらないものですね。
そんな端午の節句とは縁が深い菖蒲湯ですが、効能としては
●血行促進
●冷え性
●神経痛
●肩こり
●リウマチ
●腰痛
●保温効果
があると言われています。一度の入浴で効能を実感する事は難しいかもしれませんが
大人も子供も日常の疲れをリラックスしながら癒すには最適だと思います。
又、お風呂に長い葉が浮いていると言う光景を見た事が無いお子様も多いと思いますので
こどもの日の良い体験になるのではないかと思います。
(私は、幼い頃に見た銭湯での菖蒲湯がインパクトがあったので未だに覚えています!)
菖蒲湯の作り方は?自宅でも作れる?
菖蒲湯を自宅で作る事も、もちろん可能です。
こどもの日が近づくと、スーパーやお花屋さんなどで菖蒲の葉が売られる様になります。
ちなみに、菖蒲湯となる菖蒲はサトイモ科の植物で、紫色の花を咲かせるアヤメも漢字で書くと菖蒲なんです。
購入する際に間違える事は無いと思いますが、余談までに。
販売されている菖蒲の葉は、時々ヨモギとまとめて束になっている場合があります。
何故、ヨモギもセットなのか?端午の節句とヨモギに関係性があるのかは謎ですが
ヨモギにも保温効果や血行促進の効果があると言われていますので
セットになっている場合は、一緒に浴槽に入れましょう!
湯沸しの場合は、お湯を沸かす前の状態から菖蒲の葉を浮かべておく事で
お湯が高温になると共に、菖蒲の香りが良く出ます。
給湯の場合は、お湯を入れ始める前から芭蕉の葉を浴槽に入れておきましょう。
葉を直接、お湯に浮かべる・葉を細かく切ってだしパックなどに入れて浮かべる
どちらの方法でも菖蒲の香りを感じる事が出来ます。
お子様が小さい場合などは、だしパック方法が安全かもしれませんね。
まとめ
菖蒲湯の効果や自宅での作り方・端午の節句(こどもの日)と菖蒲の関係性、その由来を
ご紹介させて頂きました。
お子様の無病息災や明るい毎日、未来を願いながら。
お父さんやお母さんの日頃の疲れを癒す為に。
5月5日は、ご自宅で菖蒲湯を楽しまれてみてはいかがでしょうか?
※人気ブログランキングに参加しています!応援よろしくお願いします♪
人気ブログランキングへ