喪中期間にしてはいけないこと・仏教とキリスト教の違いは?

   

近親者が亡くなると、悲しみと共に喪中に入ります。

喪中に入ると、挨拶文を出したり法事の手配・お墓の準備・
遺品整理や遺産相続の手続き等で
バタバタと日々が忙しくなる事も多く、
人生の中で近親者を亡くすと言う事は、
そう多いものではないので経験が少ない・無い事から
解らない事が多い中で苦労をする方も多いのではないでしょうか?

そして、喪中には行う事の多さと共に、
行ってはいけない事・マナーがあります。

若い内や独身の内は、多少は許されるかもしれませんが、
大人としてのマナーは故人を偲ぶためにも身に着けておきたいものです。

その為に、喪中期間にしてはいけないこと・
仏教とキリスト教では違いがあるのか?と言う事を
確認しておきましょう。

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喪中期間にしてはいけないことは?

まず、近親者が亡くなると忌中という期間が始まります。

死を忌む期間である忌中には様々な説がありますが、
現代では一般的に四十九日の法要が終わるまでとされています。

そして、喪中の期間は近親者が亡くなった日が始まりになります。
自分と相手の間柄により、喪中期間に違いがあります。

喪中の期間や、初詣などお正月行事についてはこちらをご参照下さい。

喪中の初詣はタブー?お寺と神社の違いやお守りの購入は?

喪中は、亡くなった方を偲び、喪に服す期間なので
一般的にはお祝いや派手で目立つ事は避けるべき、とされていますが
日常生活の中で、どの程度の事は行ってよくて、
どんな事はいけないのか?その境界線がよく解らない事も多いです。

●お正月行事/ 門松などのお正月飾りや年賀状・年始の挨拶回りは
 慎みましょう。

●神社への参拝/ お寺は〇ですが、神社は死を穢れと捉える為、
 喪中の参拝はタブーです。神社により、忌明け(忌中の間はNG)
 であれば良し・喪中の間は控えるべき、等様々です。

●結婚式への参列/ 一般的には四十九日の法要が済んだ後の忌明けであれば
 結婚式への参列は問題無いとされていますが、気になる様であれば
 先方にその旨を相談してみる事が無難だと思います。
 又、ビジネス上の付き合い等、喪中である事が知られていない
 間柄であれば、そのまま伏せておいた方が相手への配慮だと言えるでしょう。

●出産祝いや新築祝いへの参加/ 忌中が過ぎているのであれば、
 問題無いと言う考え方や、半年~1年はお祝い事に水を差してしまうので
 遠慮するべきという考え方等様々です。
 忌中は過ぎているけれど気になる様であれば、参加は遠慮して
 お祝いだけ渡すと言う選択もあります。

●飲み会やパーティーなどへの参加/ 忌中の間は慎むべきです。忌中が明ければ
 参加する事に問題は無いかと思いますが、本人の悲しみが深く参加する気持ちに
 なれないと言うのであれば無理に参加する必要は無いと思います。

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喪中にしてはいけないこと 仏教の場合は?

一般的に喪中に行ってはいけない事を挙げさせていただきましたが、
仏教の場合は、特別何か行ってはいけない事があるのでしょうか?

まず、仏教には「喪中」と言う考え方はありません。
(喪中と言う考え方がある宗派もありますが、日本の仏教徒の中で
一番信徒が多い浄土真宗には、喪中と言う考え方はありません)

本来、忌中や喪中は神教の考え方によるものです。
(神教では死を穢れと捉え、死後50日までを忌中とします。)

しかし仏教には「中陰」と言う期間があり、
死後49日を六道輪廻をさまよう期間としており、
この期間に行う供養を中陰供養と言います。

「中陰(ちゅういん)」の語源は、死者が生と死、陰と陽の間の
狭間に居る状態を指しています。
死後49日目に故人は来世へと旅立ち、極楽浄土で仏となります。

こう考えると、本来喪中の考え方が無い仏教(浄土真宗)
においては、四十九日の法要が過ぎれば
喪中葉書を出したり、お祝い事を避けたり、
年賀状を出さなかったりする必要は無いと考えられますが、

喪中に喪中葉書を出したり、忌明け後もお祝い事や年賀状を
慎むと言うのは、もはや一般常識やマナーから来る行動と
言えるかもしれません。

喪中にしてはいけないこと キリスト教の場合は?

仏教(浄土真宗)と同じく、キリスト教にも
「喪中」と言う考え方はありません。

キリスト教と一重に言っても、様々な宗派がありますが
基本的な考え方としては、人が亡くなると
神に召されて天国へと旅立ち、天国で再び会えると言う
考え方なので、“お悔やみ”と言う概念もありません。

喪中葉書や年賀状等については、家庭の信仰や
習慣により変わる事が多い様ですが、
喪中葉書を出す場合は、キリスト教らしい文面や
絵柄にする場合が多い様です。

まとめ

喪中期間にしてはいけない事・仏教とキリスト教の
場合についてご紹介させて頂きました。

宗教上は問題が無いとしても、地域や家庭による習慣や
周囲の目もありますので、
そういった事を考慮しつつ、故人を偲びながら
喪中の期間を過ごして頂けたらと思います。

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