喪中の初詣はタブー?お寺と神社の違いやお守りの購入は?

      2016/10/19

近親者が亡くなり、喪中の期間にお正月を迎える際、
毎年行っている初詣に行っても良いものなのか
考える方は多いのではないでしょうか?

よく聞く、「喪中の間はお祝い事や晴れがましい事、
派手な事は慎む」と言う言葉の中に
初詣は含まれているのでしょうか?

喪中時の初詣の参拝や、初詣でのお守りの購入は良いのか?
これらの事を確認しておきましょう。

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喪中の初詣はタブー?

まず、確認しておきたい事が“忌中”と“喪中”の違いです。

一般的には、近親者が亡くなると喪中に入ると
思われている事が多いですが、
簡単に述べると、忌中は自分が忌むべき状態で
世間の諸事も慎みます。
(地域によってはお酒や魚・肉類の摂取を控える習慣がある
場所もある様です。)
この期間が終わると“忌明け”になります。

そして喪中は服喪中とも言い、亡くなった方と自分との
間柄により期間の長さが変わります。
喪中の期間は最長で一年間です。

喪中時(忌明け後)の初詣に関しては、様々な考え方があるので
一概には言えませんが、
お寺は可能。神社の場合は忌明けであれば可能・
喪中である1年間は参拝は避けるべき・
50日が過ぎれば良し。等神社によって様々です。

(この件については詳しく後述させて頂きます。)

忌中に関しては、現在では四十九日の法要までを言います。
喪中期間の始まりは忌明けからではなく、
近親者が亡くなった日からを指します。

【忌中/喪中の期間】

●父母・・・忌日数 50日/ 服喪日数 13か月

●夫・・・忌日数 30日/ 服喪日数 13か月

●妻・・・忌日数 20日/ 服喪日数 90日

●兄弟姉妹・・・忌日数 20日/ 服喪日数 90日

●祖父母(父方)・・・忌日数 30日/ 服喪日数 150日

●祖父母(母方)・・・忌日数 30日/ 服喪日数 90日

●夫の父母・・・忌日数 30日/ 服喪日数 150日

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喪中の初詣は可能?お寺と神社の違い

先にも述べた様に、喪中期間の初詣はお寺は可能で
神社は神社の考え方によります。

何故お寺は可能で神社への初詣は良くないとされているのかと言うと、
神社は、死を穢(けが)れと考えます。
従って、近親者に不幸があった場合、神聖な場所である鳥居を
くぐってはいけないのです。

そして、神社で行われる慶事も避けなければなりません。

神社への初詣に関しては、忌中の期間(父母の場合は50日)
が終われば問題無い(服喪期間であれば可能)と考える神社や、
親が亡くなった場合は1年間は参拝不可と考える神社
等、
地域や各神社の信仰により様々です。

詳細を知りたい場合は、事前に参拝予定の神社へ
問い合わせてみて下さい。

お寺の場合は仏教ですので(神社は神教)
死を穢れとし、「死を忌む」と言う概念はありません。

お寺の本堂で葬儀が行われる事がありますし、
地方ではまだ多い自宅で行う葬儀にお寺からお坊さんが
お経をあげに来てくださいますよね。

お寺では喪中であっても(本来、忌中・喪中の考え方は神教のものです)
本堂への参拝や初詣の参拝は何も問題ありません。

余談ですが、初詣の際にお賽銭を投げ、
“パンパン”と柏手を打つのは神社での参拝の作法です。
お寺では柏手は打たず、静かに胸の前で合掌し
頭を下げてお祈りするのがマナーです。

初詣の期間や参拝のマナーについて
初詣はいつまで?参拝のマナーや願い事の内容は?

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喪中の初詣でのお守りの購入は可能?

神社では初詣の参拝と同じ、
忌中の期間を過ぎていればお守りを頂いても問題はありません。

又、既に持っているお守りやお札は忌中の期間が明ければ
お焚きあげに出す事が出来ます。
忌中期間にお焚きあげに出したい場合は、
お焚きあげ料と共に郵送する事も可能です。

お寺への喪中期間の初詣の場合は、お守りの購入は何も問題ありません。

まとめ

喪中期間の初詣についてご紹介させて頂きました。

何かと解らない事が多い宗教上の問題ですが
喪中期間は何よりも亡くなった個人を悼み・祈りながら
新しい一年を前向きに過ごせる様にお祈り申し上げます。

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